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日本ロボット外科学会 Robo Doc certificate 申請について

申請条件

Robo Doc certificateの申請には、以下の4つの条件をすべて満たす必要があります。

  • 学術集会開催後は申請が非常に混み合いますので、確認・認定まで半年以上を要する場合があります。
  • 学術集会開催後に入会された方で専門医の申請をされた方は、認定までにさらに時間を要します。
    早めのご入会をおすすめいたします。

【条件1】会員であること

日本ロボット外科学会会員であること

【条件2】年会費の全納

年会費を全納していること

【条件3】学術集会への参加

申請時からの直近3年間に日本ロボット外科学会学術集会に1回以上参加していること
(第18回学術集会開催前(2026年4月10日)までの到着分は第15回~第17回学術集会参加証が認められます。)

【条件4】実績があること(ポイント取得者)

クラス 必要ポイント
国際S級3000ポイント以上
国際A級1000ポイント以上
国際B級500ポイント以上
国内A級300ポイント以上
国内B級30ポイント以上

※国際A、国際Bクラスへ申請、もしくはアップグレードする場合、ロボット関連の英文論文【first author,second author,last author,corresponding authorのものを各1点とし計2点以上(例:first authorとcorresponding authorが重複する場合は2点と算定)】を必要とします。

※国際Sクラスへ申請、もしくはアップグレードする場合、ロボット関連の英文論文【first author,second author,last author,corresponding authorのものを各1点とし計10点以上(例: first authorとcorresponding authorが重複する場合は2点と算定)】を必要とします。

(申請時の症例は学会入会前のものも認める。ロボット手術とはda Vinci surgical systemやhinotoriTM surgical robot systemなどのマスタースレイブシステムの手術支援ロボットを用いた手術と定義する。)

ポイント算出方法

ポイントは、症例数 × 術式係数(※1) × 役割係数(※2)で算出します。

※2021年4月より、手術術式ごとに術式係数を規定しています。アップグレードも改定後の算出方法で申請してください。

(※1)術式係数

呼吸器 術式係数
胸腔鏡下拡大胸腺摘出術K502-51
胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術K504-21
胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術K513-21
胸腔鏡下肺切除術(区域切除)K513-32
胸腔鏡下肺切除術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの)K513-42
胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除または1肺葉を超えるもの)K514-2-32
胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)K514-2-22
心臓 術式係数
胸腔鏡下弁形成術(1弁のもの)K554-2-13
胸腔鏡下弁形成術(2弁のもの)K554-2-23
胸腔鏡下弁置換術(1弁のもの)K555-3-13
胸腔鏡下弁置換術(2弁のもの)K555-3-23
消化器 術式係数
胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作によるもの)K529-2-13
胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(胸部、腹部の操作によるもの)K529-2-23
縦隔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作によるもの)K529-33
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)K6341
腹腔鏡下骨盤内臓全摘術K645-23
腹腔鏡下胃切除術(単純切除術)K655-2-11
腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術)K655-2-22
腹腔鏡下噴門側胃切除術(単純切除術)K655-5-11
腹腔鏡下噴門側胃切除術(悪性腫瘍切除術)K655-5-22
腹腔鏡下胃全摘術(単純全摘術)K657-2-12
腹腔鏡下胃全摘術(悪性腫瘍手術)K657-2-22
腹腔鏡下肝切除術(部分切除)K695-2-12
腹腔鏡下肝切除術(外側区域切除)K695-2-22
腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除)K695-2-33
腹腔鏡下肝切除術(区域切除(外側区域切除を除く))K695-2-43
腹腔鏡下肝切除術(区域切除)K695-2-53
腹腔鏡下肝切除術(区域切除以上のもの)K695-2-63
腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術(脾同時切除の場合)K702-2-11
腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術(脾温存の場合)K702-2-21
腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術(膵頭十二指腸切除術の場合)K703-2-13
腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術(リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術の場合)K703-2-23
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術K719-31
腹腔鏡下直腸切除・切断術(切除術)K740-2-12
腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術)K740-2-22
腹腔鏡下直腸切除・切断術(切断術)K740-2-32
腹腔鏡下直腸切除・切断術 切除術 経肛門吻合を伴う切除術K740-2-43
腹腔鏡下直腸切除・切断術 切除術 超低位前方切除術K740-2-32
泌尿器 術式係数
腹腔鏡下副腎摘出術K754-21
腹腔鏡下副腎髄質腫瘍摘出術(褐色細胞腫)K755-21
腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術K773-22
腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術K773-52
腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(原発病巣が7センチメートル以下のもの)K773-5-12
腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(その他のもの)K773-5-22
腹腔鏡下尿管悪性腫瘍手術K773-62
腹腔鏡下腎盂形成術K778-22
腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術(全摘(腸管等を利用して尿路変更を行わないもの))K803-2-12
腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術(全摘(回腸又は結腸導管を利用して尿路変更を行うもの))K803-2-23
腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術(全摘(代用膀胱を利用して尿路変更を行うもの))K803-2-33
腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術K843-42
腹腔鏡下仙骨腟固定術K865-21
婦人科 術式係数
腹腔鏡下仙骨腟固定術K865-21
腹腔鏡下膣式子宮全摘術K877-21
腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る)K879-22
広汎子宮全摘出術3
傍大動脈リンパ節郭清を含む子宮摘出術3
頭頸部 術式係数
経口的咽喉頭がん切除6

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原則的には保険収載が認められている術式としますが、今後保険収載が期待される術式は一部規定しています。咽喉頭癌に対する経口的ロボット手術(TORS)は薬事承認されており申請可能な術式です。

※表に記載のない保険未収載の術式については事務局にお問い合わせください。

(※2)役割係数

Console Surgeon1点
(ロボット手術の60%以上を担当した場合,各術式1人)
Patient side Surgeon0.4点
(各術式1人,Patient Side Surgeonが2人以上いる場合は第一助手のみとする)
Proctor1点
(各学会公認のプロクター有資格者他院指導を行ったとき)
※自院での指導は対象とはならない

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※日本ロボット外科学会への功績を考慮し、理事には理事ポイントとして最初に300ポイントを付与します。

申請方法

本ページに記載の必要事項を確認して申請して下さい。
申請用紙は下記の「Robo Doc certificate申請書」をダウンロードして,委員会事務局まで送付して下さい。
申請手数料(3万円)を下記の口座に振り込み,払い込みの証明となるもののコピーを同封して下さい。
一度お振込み頂いた申請手数料はいかなる理由があっても返金できませんのでご注意ください。
ご質問のある方は、メールで事務局にお問い合わせください。

※振込後、3か月以内に申請すること

※申請書類を受領後、診療経験一覧表の中からランダムに選択した症例の手術記録をお送りいただくことがあります。

※電話によるご質問は事務局で対応できませんので,あらかじめご了承ください。

※お送り頂いた申請書類は郵送、PDFなどいずれの方法でも返却しておりません。
ご自身でコピーをお取りいただくことをおすすめしております。

申請書ダウンロード

(必ず最新の申請書をダウンロードしてください)

Robo Doc certificate申請書

(ZIP形式:60KB)

2025年10月改定

送付先

〒168-0065
東京都杉並区浜田山 3丁目19-11 ニューハート・ワタナベ国際病院内
日本ロボット外科学会 Robo Doc certificate申請事務局
TEL: 03-3311-0123(内線:609) FAX:03-3311-3119
E-mail: info@j-robo.or.jp

※簡易書留など、記録が残る方法で送付してください。

手数料振込口座

口座名:「日本ロボット外科学会ロボドック申請事務局」
(ニホンロボットゲカガッカイロボドックシンセイジムキョク)
金融機関:みずほ銀行 浜田山支店
口座番号:(普)1973808

更新について

2024年12月末日以前に認定されたすべての専門医は、2029年中に更新手続きが必要です。

更新条件

  • 年会費の全納
  • 学術集会の参加1点・発表1点(共同演者は含まず)・座長1点とし、認定翌年から5年間で計3点以上

同一学会での参加+発表は2点と計上

2024年12月末日以前に認定された方は、2029年の更新申請時までに3点以上を満たすこと

【必要書類】

  • 更新申請書(準備中)
  • 現在の認定証(写し)
  • 学術集会参加証(写し)、発表の場合は発表を確認できる抄録集(写し)
  • 更新申請手数料(30,000円)の払い込み証明(写し)